マイケル・デュドク ドゥ・ヴィット
2001年にアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した作品。たった8分間の映像。複雑な仕組みやテクニックはいっさい使われていない。派手さもない。台詞もない。それでいて、観た後に深い感動を残す、素晴らしい映像です。
幼い時、ボートに乗って去って行った父を、少女は見届ける。いつしか成長した少女は、結婚し、子どもを生んで母となり、そして、年老いていく。しかしいつ何時も、父親の面影を忘れることはなかった。そして人生の終わりを迎えた時、少女は、岸辺で父と再会する・・・
生きている素晴らしさ、家族の絆、人生のせつなさ。誰もが一度は体験する大切な思い出が、より印象的に心に刻まれる、そんな作品です。
また、絵本としても出版されていて、オリジナルの言葉が添えられているのですが、こちらもおススメです。
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